突然。
「あの~、生花の材料にしたいので、
お宅の桜の木、少し切らしてもらってかまいませんか?」
茶髪でロンゲのお兄ちゃん。
いかにも、ドカタという感じ。
ちょっと、こわい感じがして、
何の勧誘やろうと、眉間にしわで
話を聞くと、そういうことだった。
「どうぞどうぞ。」
ほんとに、なぜだか怖かったので、
ほっとして家の中に、逃げ込んだ。
まてよ?
そういえば、こないだ、こんなブログを読んだ。
ゆったら、いくらかくれるんやろか。
でも、自然のモノにお金もらうのもな~。
と、窓からこっそりのぞくと、がんがん切ってる!
これは、気持ちのよいとり方じゃないやろー。
商売っけありありや。お金、ゆってみよ。
と、勇気を出したら、2500円くれた。
「これで、お茶でもしてください。」
と言って、にぎりこぶしににぎっていたお金を
うちの手に隠すように、渡すと、
さーっと去っていった。
うちの手の中には、丸まったお札と500円玉ひとつ。
好きな人に告白する中学生がラブレターを渡すような、
そんなお金の渡し方やって、わらけた。
いや~、あのブログ読んでなかったら、
何もゆわずやった。らっきー。
花を前に、
切られたさくらには申し訳ないけど。。。
「トナリ」内覧会のお知らせ◎
2 週間前
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