2011年2月24日木曜日

サクラの値段

突然。

「あの~、生花の材料にしたいので、
お宅の桜の木、少し切らしてもらってかまいませんか?」

茶髪でロンゲのお兄ちゃん。
いかにも、ドカタという感じ。
ちょっと、こわい感じがして、
何の勧誘やろうと、眉間にしわで
話を聞くと、そういうことだった。

「どうぞどうぞ。」
ほんとに、なぜだか怖かったので、

ほっとして家の中に、逃げ込んだ。

まてよ?
そういえば、こないだ、こんなブログを読んだ。

ゆったら、いくらかくれるんやろか。
でも、自然のモノにお金もらうのもな~。
と、窓からこっそりのぞくと、がんがん切ってる!
これは、気持ちのよいとり方じゃないやろー。
商売っけありありや。お金、ゆってみよ。

と、勇気を出したら、2500円くれた。

「これで、お茶でもしてください。」

と言って、にぎりこぶしににぎっていたお金を
うちの手に隠すように、渡すと、
さーっと去っていった。
うちの手の中には、丸まったお札と500円玉ひとつ。
好きな人に告白する中学生がラブレターを渡すような、
そんなお金の渡し方やって、わらけた。

いや~、あのブログ読んでなかったら、
何もゆわずやった。らっきー。
花を前に、
切られたさくらには申し訳ないけど。。。

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